布ナプキンを始めてやめたお話。

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毎月のことだから真剣に考える。


お久しぶりです。トウカです。


前回からかなり間が空いてしまいました。。


感度の鈍っている現在、なかなかブログにあげよう!と思うネタを見つけ出すことも簡単ではありません。


世の中のブロガーさんたちを心底尊敬します。。


さて、今回は女性に向けたお話です。




目次

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【信じられないけれど気になる存在】

生理痛やPMS、妊活など、女性特有の悩みはたくさんあります。
PMSについて詳しくは
pms-navi.jp


それらについてネットで検索すると、必ずと言っていいほど出てくるのが『布ナプキン』。


一般的によく言われる布ナプキンのメリットは、


冷え性が改善される

生理痛やPMSが軽くなる

ムレない(においが軽減される)

経血コントロールができるようになる

身体にいい

ゴミが減る

経済的

あたりでしょうか。




・・・・・・。





ゴミが減るとか、ムレないとか、それはわかる。


でも。。。


冷え性とか生理痛とか、本当に改善されるの?


布にするだけで?


正直、信じられませんでした。


けれど、毎月の不調(私の場合は主にPMSでしたが)を調べると、毎月登場してくる存在。布ナプキン


意識せずにはいられません。


毎月のように調べては、でも絶対めんどくさいよね・・・と始めることをためらっていました。



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【友人に勇気をもらって】

そんなある日のこと。


友人のブログに『布ナプキンにしました』との文章が。


一般的な情報よりも身近な人の感想を聞きたい!とすぐに友人にLINEをし、気になることを質問してみました。


聞いたことは、布ナプキンの効果よりも使い方や日常生活のこと。


「外出の時はどうしてるの?」
→防水ポーチに替えや使用済みのものを入れている。(におわないけれど、念のため)
 ポーチと一緒にアルカリウォッシュを入れた携帯用スプレーを持ち歩いている。(血液が凝固すると落ちにくくなるそうです)
 ケミカルナプキンと同じ交換頻度で経血が漏れたことはない。


「洗うのは面倒じゃない?」
→浸けおきするだけだからすごく楽。


布ナプキンにして感じたメリットはある?」
→ゴミがほとんど出ないのがかなりメリット。
 経血コントロールができるようになるのが楽しみ。


彼女の話を聞く限り、面倒そうな感じはなく、とにかく楽しそうに布ナプキン生活を送っているのが印象的でした。


そしてそんな彼女の姿を見て、ようやく私も布ナプキンに手を出したのです。


【はじめてやめた理由】

まずは、生理終わりのパンティライナーから始めてみました。


そして、生理が終わる頃にやめました。


つまり約一ヶ月しか使いませんでした・・・挫折が早くてすみません。


布ナプキンを始めるにあたって、当然ながら布ナプキンを用意しなければなりません。


私の場合は、夜用2枚、昼用3枚、パンティライナー兼軽い昼用4枚を用意し、総額7000円程の出費がありました。


たった一ヶ月で布ナプキンをやめてしまうのはかなりな赤字です。


それでもやめようと思ったのには、いくつか理由がありました。


1.洗うのが面倒

自分でも一番危惧していた部分ですが、やっぱり面倒でした。


いろんな方が『思ったより簡単』と書いていましたが、やっぱり面倒でした。


布ナプキンを洗う、と言ってしまえば簡単ですが、これにはいくつかの行程があります。


布ナプキンを水洗いする。(色が出なくなるまで押し出し洗い。密閉袋に入れてふり洗いを勧めているお店もあります。)

②衛生管理のために、洗面台を念入りに洗う。

布ナプキン専用の洗い桶に、アルカリウォッシュとお湯で浸けおきの液を作る。

④経血の面が下になるように容器に入れる。

  • 数時間後-

⑤すすぎ洗いをする。

⑥衛生管理のために、洗面台を念入りに洗う。

布ナプキンのみを洗濯機で洗う。(柔軟剤は入れない)

⑧干す。


文字に書き起こすと案外あっさりしていますが、結構時間かかります。


毎朝、もしくは毎夜これをやっていたあの時・・・思い返すだけでも辛いです。


2.落ちない

これ、不思議なんですけど。


アルカリウォッシュを適温で適量で入れているのに、落ちなかったんです。シミが。


友人は「思った以上に簡単に落ちる」と言っていたので、落ちなかった時はびっくりしました。


布地が痛むのを承知で、アルカリウォッシュ(あまりに落ちないので過炭酸ナトリウムも試しました)を多めの量で入れても、長めの時間浸けてみても、落ちない。


多少色残りしても気にしないという方もいらっしゃいましたが、何度か使っていて徐々にそうなるのではなく、最初からそれだとちょっと・・・。


調べたとおりやれば簡単に落ちると思っていたので、色残りが続いた時には地味にショックで、ストレスを感じてしまいました。


3.時間と水

とにかく時間がかかって、水を使いました。


本気の(本気の?)、大っ量の経血を含んだ布ナプキンを洗ったら、洗面台が一面血で染まります。


赤い水が出なくなるまで押し洗いするのも結構時間がかかりますし、浸け置き後のすすぎ洗い、洗面台の掃除にも時間がかかりました。


あんな血の海になるのを見てしまうと、そこかしこに飛沫が飛んでいるんじゃないかと不安になって、毎回のように大掃除さながらの掃除をしていました。


長時間流水とアルカリウォッシュにさらされて、手荒れも酷くなる一方でした。(ゴム手袋したらいいというツッコミはご容赦ください)


4.あんなに洗い流したのに

布ナプキンに触れていた部分が肌荒れしました。


これは、布ナプキンが悪いのではなく私が悪いのだと思いますが。。


パンティライナー用の薄いものについては、洗濯機を使わず手洗いすすぎ洗いをして使用していました。


すすぎ洗いは、もう悔いはない・・・というくらいしつこくしつこく洗っていたのですが、もしかしたらアルカリウォッシュが残っていたのかな。


でも、もっとすすげよと言われても、私は無理だと思いました。

【それ、そこまでやる必要あるん?】

毎日毎日、時間をかけて、罪悪感を感じるくらい水を使って、手荒れが痛くて、肌荒れを起こして。


ストレスだぁ〜と殿くんに愚痴っていたら言われました。


「そこまでやって、症状がよくなったとか、なんかいいことあったん?」


ない。


なかったんです。


明確にメリットがあったとしたら、それはゴミが減ったというくらい。


それ以外は、朝起きたら洗わなきゃ、あ〜血が出た洗わなきゃ、家帰ったら洗わなきゃ、落ちない〜!ということで頭がいっぱいで、倦怠感や軽い貧血症状どころではなく、ある意味では症状が軽減されたと言えるかもしれませんが。


布ナプキンを使っていることで感じられたメリットが、私には全くなかったんです。


せっかく悩んで選んだ可愛い柄も、戸棚の奥から引っ張り出してきた可愛いホーローの鍋も、何一つ私をときめかせることはなく。


ああ、そうか。


他の人がいくらいいと言っても、向いていないものは向いていないんだな。と気づきました。

PMSは特によくなっていませんが】

布ナプキンをやめた瞬間から、ものすごく解放された気持ちになりました。


憂鬱な日を楽しい気持ちになれるように変えたくて試したはずなのに、よっぽどストレスだったんだなぁと思い知らされて、トイレの中で思わす笑ってしまいました。


今は、ケミカルではなくコットン100%の使い捨てナプキンを使っています。

ナチュラムーン 生理用ナプキン 多い日の夜用(羽つき) 10個入

ナチュラムーン 生理用ナプキン 多い日の夜用(羽つき) 10個入


※ドラッグストア等で販売されているケミカルナプキンには高分子吸収体(ポリマー)が使われており、その素材が身体に悪い(経皮毒がどうの)とか子宮を冷やすとか・・・様々言われていますが、実ははっきりとした根拠はないそうです。


使い心地はとてもいいです!
たまにケミカルナプキンを使うと、接触部分がなんだか気持ち悪く感じるようになりました。

【結論】

布ナプキンは広くおすすめされていますが、合う合わないは人によります。


布ナプキンを使っている人=丁寧に暮らす人、というイメージがあったので、私もそうなってみたかったんですが。やむなし。


実際に症状が改善されている方たちもたくさんいらっしゃるようなので、試そうかなどうしようかなと思っている方は一度勇気を持って踏み出してみてもいいのではないでしょうか。


合えば満足、合わなくても経験、ですね。